最近読み返した本

オーデュボンの祈り (新潮文庫)

オーデュボンの祈り (新潮文庫)

プラナリア (文春文庫)

プラナリア (文春文庫)

なんとなくな日々 (新潮文庫)

なんとなくな日々 (新潮文庫)

マドンナ (講談社文庫)

マドンナ (講談社文庫)

初めて本を読む時のドキドキ感も良いけど、一回読んだ本を二回三回読むのも好き。私、結構読むの早い方やから、作者が力を込めて書いたであろう箇所をさらっと読んでしまう事があって、もう一度時間経ってから一文一文噛み締めるように読む様にしています。

伊坂幸太郎の本は重力ピエロもゴールデンスランバーもまだ読んでないf^_^;なんか、オシャレな文章やなぁと思いました。一文一文が洗練されてて都会的。

山本文緒は好きで、大体他のも読んだかな。この人の、さらさら流れるような文章は心地良い。プラナリアはまだマシで、恋愛中毒とかはもうドロッドロで悲惨な内容やけど、この人独自のさらりとした感じが救いになってると思った。

川上弘美は、日本人特有の物悲しさというかはかなさを感じる。蛇を踏む読んだ時も思った。この本も全然なんてことない内容やねんけど、過ぎ行く一瞬を惜しむような切なさを感じました。私はこういうタイプ結構好きやな。

奥田英朗空中ブランコではまって、マドンナは新刊買いした。どっちの本も、マヌケな人がわらわら出て来て笑えて好き。落ち込んだときに読むと良いかも。