大学生と村上春樹

風の歌を聴け (講談社文庫)

風の歌を聴け (講談社文庫)

1973年のピンボール (講談社文庫)

1973年のピンボール (講談社文庫)

とある人物の働きかけによって久しぶりに村上春樹を読み直しています。

表現がカッコイイよなぁ。

まるで蝋燭を吹き消した後に立ちのぼる一筋の白い煙のように、彼の心の中の何かが闇を暫くの間漂いそして消えた」とか。

しばしば哲学者のお言葉が出てくるのも良い。
ニーチェ、カント…

村上春樹では、晴れてるのに小雨がふってるような、ちょっと不思議な感覚が味わえて好き。
空間がぐにゃっとねじれるような。

あっ純粋理性批判読まな…