遠藤周作な週末
無心になりたくて、待ってる間は本を読んで過ごしました。
- 作者: 遠藤周作
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1960/07/15
- メディア: 文庫
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重い内容やって、人間の罪深さについて考えて疲れた…。
勝呂もやけど、私は戸田医師に一番共感したなぁ。
戸田の心情描写で『あなたたちもやはり、ぼくと同じように一皮むけば、他人の死、他人の苦しみに無感動なのだろうか。多少の悪ならば社会から罰せられない以上はそれほどの後ろめたさ、恥ずかしさもなく今日まで通してきたのだろうか。そしてある日、そんな自分がふしぎだと感じたことがあるだろうか』という場面が印象に残った。
自分を戒めるために、時間経ってからまた読みたい。